歯磨きと歯周病

歯周病は大きな病気につながることも

歯周病が口の中だけでなく、重篤な病気に関わっていることを、最近よく聞かれるようになりました。。
普段は何でもないのに体調が悪い時に限って歯茎が腫れたるするという方がいますが、体調が良い時は免疫機能が働いているため、歯周病が現れていないだけなのです。


日常生活で食事のバランスの乱れや、ストレスの増大、喫煙、飲酒などによる免疫機能の低下が強く影響します。


歯周病菌は口の中だけにとどまらず、血液を通して全身に影響を及ぼして重大な病気の原因となることがあります。歯周病が口の中だけの病気だと油断していると、大変なことになることを自覚することが大切です。


口の中には300?700種類の細菌が生息しているといわれています。歯をこまめに磨くひとでも1000?2000億個、あまり磨かに人では4000?6000億個も細菌が存在しているのだそうです。人の身体の中で一番菌がたくさん存在しているのが口の中なんだそうですが、一番清潔であるはずの場所が実際は一番汚れているところだということなんです。


歯磨きをおざなりにしてきた人は、今日から早速ケアを始めましょう。


歯周病と妊産婦

口の中には300種類以上の細菌がいるといわれ、細菌は虫歯を作ったり、歯周病を起こしたりするほか、全身の病気の原因になることもあると言われています。


歯周病を持つ妊産婦にとっては、早産や低体重児出産のリスクあることをご存じでしょうか。


歯周病と早産・低体重児出産に関するメカニズムについては、歯周病が細菌感染による炎症性の疾患です。この炎症性物質が分娩に関わる物質と共通のものが多いことから言われていることです。


歯周病にかかっている妊婦は血中の炎症性物質が上昇しますから、分娩時期より前に子宮の収縮を起こしてしまい、早産となってしまうというのです。早産は低体重児となる確率が高く産まれてくる赤ちゃんのためにも歯周病の予防に努めなくてはいけません。


また、妊娠を望む女性は色々なことに気をつけますが、歯の検診にもぜひ行ってみてください。そしてもし悪い所があったら治療をして本当に健康な状態で妊娠・出産に臨んでいただきたいです。


歯周病と糖尿病

糖尿病は、血糖を下げるインスリンが不足したり、うまく働かなくなることです。
血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が起きやすいといわれ、歯周病もその一つだといわれています。


歯医者で歯周病と診断されたのをきっかけに糖尿病が見つかるといことも珍しくありません。逆に糖尿病と診断された方が歯周病にもかかっていたということもあります。


糖尿病は身体の抵抗力が下がるため、さまざまな合併症が起こりやすく、そういったことからも糖尿病は怖い病気と言われています。
糖尿病になると唾液の分泌量が減少し、口の中の細菌を洗い流す作用が弱くなり菌の繁殖が活発になってしまいます。さらに糖尿病は白血球の機能が低下するため細菌が増えやすくなりますから、歯周病になりやすく、治りづらくなってしまうのです。


糖尿病の治療をすると、歯周病が改善されるといわれます。では歯周病を治療すれば糖尿病の症状が改善されるかとというと、これはまだハッキリとしていません。
ただ、糖尿病を治療しなければ歯周病が完治することは難しいので、歯周病がなかなか治らないという方は、糖尿病などの検査をしてもらうことをおススメします。


歯周病と心臓血管疾患

心臓病は死因の第2位をしめています。心臓を取り巻く冠動脈が硬化して血流が悪くなって引き起こされる狭心症や、血栓ができて血液が流れなくなって起こる心筋梗塞は、虚血性心疾患と呼ばれ、命にかかわる怖い病気です。


最近は歯周病が、このような心臓病の原因に大きく関わっていることがわかってきました。


歯周病菌の毒素を防ぐための物質が血液中に入り、血管壁に作用して動脈硬化を促進してしまう危険があります。


また、歯周病菌の中に血小板を集める働きをする菌が存在していて、それが血栓をつくってしまうという危険です。


心臓は細菌などに敏感に反応しやすい臓器の一つです。歯周病と診断された人は、そうでない人の2倍の確率で心臓発作にあうと言われています。


心臓病は生活習慣や食生活を改善すれば予防できる病気とも言われていますから、生活習慣を改善するとともに、歯周病の予防にも努めることが大切です。


歯周病と誤嚥性肺炎

高齢者が亡くなる原因で最も多いのが肺炎です。肺炎の引き金となるのが、食べ物や唾液が誤って肺に入っておこる誤嚥性肺炎と言われる病気です。
これにも歯周病菌が大きく関わっているのです。


本来食べ物は、口から食道を通って胃へ送られますが、誤って気道から肺へ送り込まれてしまうことがあります。こういったことは若い方でも一度は経験があると思いますが、食べ物などが気道に間違って入ってしまうと、しばらくの間声がでずらかったり、喉の違和感が続きます。しかし時間の経過とともになんでもなかったように元通りになります。


しかし、高齢者は食べ物をスムーズに食道から胃に送り込む力が弱っているため、たびたび誤嚥してしまうのです。お年寄りが歯周病にかかっていたら、歯周病菌が食べ物にくっついて肺に入ってしまうことになり、肺炎を引き起こす可能性が高くなります。


誤嚥性肺炎は特に寝たきりのお年寄りに多く見られます。口の中が細菌の少ない綺麗な状態であれば誤嚥性肺炎のリスクを減らすことができます。



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